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 タンザニア入りしてから二日目の今日は、セレンゲティ国立公園内を一日中車で回って動物見学をする。ゲームドライブといわれ、どこで何に出会えるかは、ドライバーの知識・技術と運次第である。我々の場合、ドライバーであるセレマニの豊富な経験と視力(本当に遠くの小さな動物でもすぐ見つける)、多少の運もあって、ほぼ全ての主だった動物を見ることができた。「見る」といっても、動物園で見るのとは異なり、野生の生活の様子を見るわけで、セレマニの説明とあわせて、なるほどと思わされることが多い。
というわけで、この日の記録は単に写真を並べるだけでも良かったのだが、折角なので忘れる前にこうした「なるほど」を記しておきたいと思う。

強者の自然抑制
ライオンはよく言われるように百獣の王。大人のゾウ以外どんな動物でも襲って食べ(大人のゾウは大きすぎて手に負えないらしい)、どんな動物もライオンを襲わない。要するに無敵である。そうすると、ライオンばかり増えて困りそうな気もする。しかし、無敵の強さを誇るが故の「問題」があり、結果としてあまり増えないように出来ている。その仕組みは、どことなく人間社会に似ている。
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  • 少子化… まず、繁殖率が低い。ライオンはカップルになると、性交渉を始めるのだが、受精に成功するのに15~20分間隔で休みなく性交渉を繰り返して2~3週間かかるらしい。一日12時間「頑張る」として、700回くらい「頑張っ」てやっと一回成功する計算である。成功すると3週間で6匹ほどの子供が生まれるのだが、この子供が自立するまでのおよそ4年間は、母親は次の繁殖活動をしない。ライオンの寿命は15年ほどなので、一生に2回ほどしか繁殖の機会がないことになる。しかも生まれた6匹の子供のうち、成人するのは2~3匹。こうして一匹のメスから多くて4~6匹しか繁殖できないのだという。
  • 嫉妬… ライオンのオスは他の動物に比べてメスの独占意識が強く、メスを奪うために他のオスと闘うことは勿論、既に繁殖活動を終えて妊娠あるいは出産したメスを奪うと、その子供を殺してしまうらしい。種の保存にリスクを抱える他の弱い動物では、こうした「余計な」感情は働かないようである。
  • 縄張り意識… ライオンは縄張りで生きているので、新しく成人したライオンは、親元から離れて自分で新しい縄張りを見つけなければならない。これができないと、親を含めた他のライオンから妨害されて思うように狩りができず、生きていけないらしい。当然、生活可能領域に限界があると、それが自然の繁殖限界となる。
  • 病気… ライオンは他の動物よりも病気になりやすいらしい。余り数が増えるとライオン同士で感染し、数が減るように出来ているのだという。

意外な強者
動物園で見る姿や、それら動物を題材にしたキャラクターなどから得られるイメージに比べ、他の動物(特に肉食獣)との戦いにおいて意外な強さを発揮する動物もいる。キリンとカバが代表格に思えた。
まずキリンは、脚力が非常に強く、ライオンなどの肉食獣が襲ってきても、後足で蹴り飛ばすことでかなりの攻撃力があり、一撃で返り討ちにすることもあるらしい。実際に、彼らが走っている姿を見かけると、あまり早くはないのだが、急斜面などもふわふわと飛ぶように軽く登っていく。
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またカバはまず図体が大きいのと、口が異常に大きいために、体当たりや噛み付きで相当の破壊力があるらしい。水辺に暮らす彼らが最もよく出会う肉食獣はワニだが、ワニはリスクが大きいのでほとんどカバを襲わないという。稀にワニが子供のカバを襲う場合もあるらしいのだが、そうするとその家族のカバが後々までそのワニのことを覚えていて、集団で襲い続けるらしい。従って、一大決心をしてカバの子供を襲ったワニは、その後すぐ逃走して、二度とその水辺には戻って来られないのだという。そんなわけで、我々が見たワニは、カバの群れが昼寝しているすぐそばで、彼らを襲うことなく一緒に昼寝をしていた。
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意外な弱者
反対に、イメージよりも随分弱い肉食獣もいる。その代表例はチーターだろう。
草原に住むライオン、ヒョウ、ハイエナ、マングース、ヘビ、ジャッカルなどの肉食獣のうち、チーターは最も弱いらしく、例えば彼らが獲物を捕らえて食べているときにハイエナが寄ってくると、一目散に逃げてしまうらしい。また速く走る能力との引換えでもあるのだが、頭が非常に小さいので、バッファローなどの大きな草食動物は噛み殺すことができず、比較的小型の動物しか狙えないのだという。そして速く走るという最大の取り得も、確かに最高120km/hほどで走るので速いのだが、300mほど走るとバテてしまうらしい。かなりイマイチな動物である。
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共存共栄
ヌーとシマウマはいつも行動をともにしている。これらの動物は、タンザニア北部のセレンゲティなどの草原と、ケニア南部のマサイ・マラの間を、季節に応じて大移動するのだが、その移動も一緒に行うことが多い。これは、ヌーが外敵を察知する能力に長けているのに対して、シマウマがはぐれた仲間を見つける能力に優れているため、一緒にいることでお互いのメリットがあるかららしい。
我々が訪れた時期はこれらの群れが全てタンザニア側にいる時期なので、ゲームドライブの間、見渡す限りの大地を覆うほどの大群に出会うことがたびたびあった。
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姥捨山
どの動物の世界もそれぞれに厳しいのだが、バッファローの世界はお年寄りに厳しい。群れで暮らすバッファローだが、歳をとり、子供の世代が群れのリーダーシップをとるようになると、親の世代は群れから捨てられる。せめてもの情けで、捨てるときには2~3頭セットで捨てられるらしいが、捨てられたバッファローは草原で堂々と生きていくことが難しく、茂みの中で暮らす。そしてそのうち肉食獣に襲われるか、老化するかして死んでいくのだという。宿泊したロッジのそばの茂みの中で暮らす、群れから捨てられたバッファロー「二人組」がいたが、老体のためか動きも緩慢で、とても寂しげだった。
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というわけで、なんだか動物図鑑みたいになってしまったが、動物の世界は単純なようにみえて複雑な社会関係や力関係があり、それらが実に上手くバランスすることで持続可能な再生産が行われているのだということが、実感できた。そしてそうしたバランスを壊す人間という動物の罪深さも、改めて思い知らされたのだった。
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タンザニア第二の都市アルーシャから、旅は始まる。人口50万人(とドライバーのセレマニは言っていたが、定かではない)、東アフリカの国連活動の拠点ともなっている都市であり、朝から活気に溢れている。
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街を車で走っていてまず気づくのは、車の多さもさることながら、歩く人の多さ。学生、通勤風の人、荷役夫、軍人、様々な人が沿道を歩いている。たまに乗合バス(日本のトラックやワゴン車を改造したもの)も通るのだが、はちきれそうなくらい超満員で、恐らく供給が需要に全く追いついておらず、大多数の人は歩かざるを得ないのだろう。郊外に出てもその傾向は続き、何もない草原を貫く車道のそばを、何故か人が歩いている。前にも後ろにも、見渡す限り建物などないのに、である。そういえば、昨夜空港からアルーシャまで車で走ったときも、人が夜道の路肩を人が歩いている姿をしばしば見かけた。移動の概念、そして歩くということの概念が、我々とは随分と違うらしい。
また街の住民はほぼ100%黒人なのだが、顔や体型の違う人々、つまり様々な部族の人々が集まり、分隔てなく付き合っているように見えた。ケニア、ルワンダ、コンゴなどの周辺諸国で、部族間差別・対立が大きな政治的・社会的問題であるのに対し、ここタンザニアでは120を越える部族が融和し、平和が保たれている。その理由としては、多数派を形成しうる特定有力部族が存在しなかったという事実も大きいと思われるが、ドライバーのセレマニは、タンザニア初代大統領ニエレレの民族融和政策のお蔭だ、と説明してくれた。

アルーシャを出て3時間ほどで、ンゴロンゴロ保全地域の入り口に至る。ここで小休止。せっかくなので、これからサバンナを疾走する我が四駆車と記念撮影。ちなみにサファリの車は、ほぼ100%トヨタのランドクルーザー(を改造したもの)。セレマニ曰く、他の車ではサスペンションやエンジン系がもたないらしい。
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通行料を払い、ゲートをくぐると、いきなり出ました動物…、というわけにはいかず、車はしばらく山道を走る。ンゴロンゴロは巨大なカルデラ地形で、同地域を通過するだけの車は、外輪山の尾根道を走って、北側に広がるセレンゲティ草原へと抜けてゆく。我々もゲートをくぐってから1時間ほどは、そうした山道を走った。そして草原へと雪崩れ込むように下ってゆくと...、出ました、右手にキリン。
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やはり最初の一頭の感動は大きく、何枚も写真を撮る。が、その後よく見てみると、周りにキリンがうじゃうじゃといる。ああも巨大な動物がたくさんいると、自分が小さくなったような錯覚にすら陥る。その後も、ガゼル、ライオン、チーター、ヌー、シマウマ、ジャッカル、ヘビ、ゾウ、ヒヒ、インパラと、多種多様な動物が次々と姿を現す。
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いずれも、恐らくテレビや動物園で見たことのある動物かそれに類するものばかりで、その姿自体に度肝を抜かれるようなものではないのだが、テレビや動物園の檻といった「フレーム」なしに、360度広がる大自然の中で実際に動く姿を見るのは、やはり迫力や印象の鮮度、感動が違う。なにしろ、このセレンゲティ国立公園では、四国全体より大きいおよそ1.5万km2という大草原(セレンゲティとはマサイの言葉で「果てしなく広がる草原」の意味)に、様々な動物が300万頭以上生息しているらしく、スケールが違う。地平線が見渡せる草原、茂み、アカシアの林など、いかにも映画で見るような「アフリカらしい」景観のそれぞれに、そこに応じた動物を見ることができ、なかなか飽きない。あっという間に宿泊予定のホテルに到着。国立公園の一隅の丘の上にあるSerengeti Sopa Lodgeというホテルで、サバンナを一望しながらプールにも入れるという贅沢なつくり。部屋も広々として、長い車の移動に疲れた娘たちも大喜びである。
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明日は一日、セレンゲティ国立公園内を車で散策する。




春休みを利用して、東アフリカのタンザニア連合共和国に旅行することにした。南米とアフリカは、米国留学中に一度は訪れておきたいと思っていた。1月に南米(ペルー、チリだけだが)を旅したので、残るはアフリカ、というわけで、まだ米国の寒い春休みを利用して、家族旅行を企画した。

アフリカといっても勿論広く、特に東アフリカは米国から遠くて、実は時間距離にすると日本から訪れるのと大して変わらない。とはいえ、日本に戻ってしまうとなかなかまとまった時間がとりにくいだろうし、例えばエジプトで遺跡を見るよりも東アフリカで野生の動物を見たほうが子供も興味をもつだろう、ということで、東アフリカ、中でもスローンの友人の勧める声が多かったタンザニアに行くことにした。現地8泊+機中2泊で合計10泊11日の旅程。前半をタンザニア北部キリマンジャロ山近くの動物保護地区の散策(いわゆるサファリ)に宛て、後半はインド洋に浮かぶザンジバル島に移動してゆっくり過ごす予定である。ボストンからアムステルダム経由で片道合計15時間の飛行の旅は、幼い子供にはかわいそうであるが、それに見合う発見や出会いがあることを期待して、まだ寒いボストンを発った。

予想通りの長い空の旅のあと、現地時間の19日午後8時過ぎにタンザニア北部のキリマンジャロ空港に到着。空港でビザを取得し、いい加減な(?)入国審査を経たところで、迎えのドライバーと合流。サファリ旅行を手配した旅行会社のドライバーで、名前をセレマニという。車はいかにもサファリに行きそうなランドクルーザー。小さな空港を離れ、真っ暗な夜道をホテルに向かう道中は、これから何か知らない世界に遭遇しそうな予感をかきたてるのに十分な時間だった。




 4泊5日で、フロリダ・オーランドにあるWalt Disney World Redortを訪れた。正直なところ、長らく家を空けて迷惑をかけた家族への償いの意味も大きかったが、「本場」米国のディズニーランドが東京のそれとどう違うのか、そして娘がどのような反応をするのか、興味があった。

「本場」のディズニーランドと東京のディズニーランドの違い
  • 東京のが「ディズニーランド」と「ディズニーシー」という2つのテーマパーク、一つの園外ショッピング施設(イクスピアリ)、2つ(?)の直営ホテルからなっているのに対し、「本場(ここではオーランドのやつを指す)」は、4つのテーマパーク、3箇所のショッピング施設、数え切れないほどの直営ホテルからなっており、とにかく規模が桁外れに大きい。お父さんのためにゴルフ場まである(バンカーがミッキーのかたちになっていたりする)。それらが、自然の地形を活かして、非常にうまくレイアウトされている。
  • 一方、一つ一つの施設は東京のそれに比べてそれほど大きいわけではなく、例えばテーマパークの一つであるMagic Kingdom Parkは、文字通り東京ディズニーランドと生き写し。園内の主要アトラクションのそれぞれがほとんど共通しているだけでなく、そのレイアウトまで同じで、東京ディズニーランドを知っていれば、地図がなくても行きたいアトラクションに行けるくらいである。
  • 「本場」は来場者にカネを落とさせる仕組みが行き届いている。一番感心したのは、直営ホテルのルームキーが、入場券とクレジットカードの機能を兼ね、リゾート内のすべての購買行為が、その一枚で済んでしまうこと。「夢の国」ではおカネをいじくらなくても良いのである。マーケティングの授業で習ったが、人間は支払い行為が実際の貨幣から遠くなればなるほど、財布の紐が緩むらしい。つまり現金より小切手、小切手よりクレジットカードの方がカネを使いやすい。それがクレジットカードからルームキーになると、より財布の紐も緩む、という作戦だろうか。そしてこの「罠」にできるだけ多くの来場者を取り込むために、直営ホテルも実に幅広い価格帯で提供されている。一番高い部屋と安い部屋では、ざっと見ただけでも20倍ほどの価格差がある。プレミアム層だけしかカバーできていない東京とは、そこも違う。
  • 「本場」はやはりショーやパフォーマンスが違う。結局は題材が米国のアニメだから、こればっかりは日本人がどんなに頑張っても、ガイジンにはかなわない。動きや真剣度においては、もしかしたら東京の方が勝っているような気もしたが、見た目の問題はやはり大きいのである。ただちょっと気になったのは、パフォーマーの平均年齢がやや高いこと。原因は不明。

「本場」のディズニーランドでの娘と東京のディズニーランドでの娘の違い
(※米国で生まれた次女は比較感がないので、ここは長女の話)
  • まず、ミッキーやキャラクターへの思い入れが違う。東京ディズニーランドに行ったのは彼女が1歳半くらいのときだが、あの頃はなんだか良くわかっていなかったように思う。しかし今は、主要キャラクターはすべて知っているので、見つけるとそれなりに興奮する。
  • 但し、キャラクターが近づいてくると、以前よりも怖がる。キャラクターにもよるのだが、一定距離よりも近づいてくると、泣きながら逃げ出したりする場合もある。生身の人間(例えばお姫様系のキャラ)で、屋外で会うときは、ほぼ問題がないのだが、着ぐるみで屋内になると、とても怖いらしい。
  • 一方で、乗り物系のアトラクションにはガンガン行く。ゴーカートも自分で運転席に座ったし、ジェットコースター(といっても彼女の身長で乗れるヤツなので大したことはないが)も大喜びで、二回も乗ってしまった。1年ほど前までは、この手のやつについて「やってみる?」ときくと「やってみない」という答えが返ってくるのがお約束だったのだが、えらい違いである。

というわけで、色々な違いを感じた5日間であった。

 昨日は一日かけて、パイネ国立公園からバスを乗り継いでチリ側パタゴニアの中心都市Punta Arenasまで南下し、市内のホテルに一泊した。この旅行最後の宿泊となる。

そして一夜明け、朝から快晴。旅行最終日にして初めてパタゴニアの澄んだ青空を見ることができた。
ボストンへと続くサンティアゴ行きのフライトは15時15分の出発予定。一方で人口11万人のPunta Arenasの町は、中心街を回るだけなら15分も歩けば終わってしまう。
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そこで、町から60kmほど離れたところにあるマゼラン・ペンギンの営巣地に行ってみようと思った。通常ならば日帰りツアーで一人20ドルほどのところだが、ホテルの近くの旅行会社を訪ねてみると、午前中のツアーはどこもやっていないという。午前中に行くためには車をチャーターしなければならないのだが、旅行会社の言い値は一台80ドル。それはちょっと高すぎるので、レンタカー会社をあたってみたが、どこも全車出払っているという。この不況下でも、パタゴニアの観光客は減っていないということか。結局、街中でみつけたタクシーの運転手と交渉して、往復50ドルで行くことにした。
羊の放牧地の中の砂利道を延々と走り、やがて濃紺に白波のたつ海がみえてくると、そこが現場。ゲートを通って歩いてゆくと、草むらの中にちらほらと野生のペンギンの姿がみえてくる。
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遊歩道を進むにつれてその数は増え、ビーチに着くと夥しい数のペンギンたちが波打ち際でたむろしていた。海で泳ぐもの、浜辺でじゃれあうもの、物陰で強風をよけるものなど、様々である。
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面白いのは、草むらにある巣と浜辺を行き来するペンギンたちの様子。風雨をしのぐための巣は草むらの地中に穴を掘って作られてあり、まだ泳ぐことのできない、この時期孵化したばかりでまだ泳ぐことのできない雛鳥は皆そこにいる。親鳥やその仲間たちは、一部が巣を守りながら、一部が浜辺に「通勤」してエサとなる魚介類を獲得し、巣に持ち帰って家族を養うのである。途中の獣道にはショートカットのためのトンネルまで掘られてあり、レベルの高い集団生活を営んでいることがわかる。
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パタゴニアではもう御馴染みの強風でまともに会話もできないほどのコンディションであったが、水族館などでは見ることのできないペンギンの野生の生態をみることができたのは、非常に興味深かった。

これをもって、2週間余りにおよんだ南米旅行もおしまい。あとはサンティアゴ、アトランタを経由して、南米大陸の最南端から、北米大陸の北東部にあるボストンまで帰るのみである。大学生時代はよく海外一人旅をやったものだが、30歳を過ぎてまたそれを、しかも南米でやるとは思わなかった。ボストンで待ってくれている家族のおかげである。これから先の人生で、またこんな一人旅をやるとはとても思えないが、10年前にこの旅行を想像できなかったように、人生どう転ぶかわからない・・・かもしれない。



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HN:
Shintaro
性別:
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職業:
経営コンサルタント
趣味:
旅行、ジャズ鑑賞
自己紹介:
世の中を素直に見ることが苦手な関西人。
MITスローン校でのMBA、プライベート・エクイティでのインターン、アパレル会社SloanGearの経営、そして米国での生活から、何を感じ、何を学ぶのかー。

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