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「 Tanzania Trip 2 …タンザニアという国、サバンナという空間 」
タンザニア第二の都市アルーシャから、旅は始まる。人口50万人(とドライバーのセレマニは言っていたが、定かではない)、東アフリカの国連活動の拠点ともなっている都市であり、朝から活気に溢れている。
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街を車で走っていてまず気づくのは、車の多さもさることながら、歩く人の多さ。学生、通勤風の人、荷役夫、軍人、様々な人が沿道を歩いている。たまに乗合バス(日本のトラックやワゴン車を改造したもの)も通るのだが、はちきれそうなくらい超満員で、恐らく供給が需要に全く追いついておらず、大多数の人は歩かざるを得ないのだろう。郊外に出てもその傾向は続き、何もない草原を貫く車道のそばを、何故か人が歩いている。前にも後ろにも、見渡す限り建物などないのに、である。そういえば、昨夜空港からアルーシャまで車で走ったときも、人が夜道の路肩を人が歩いている姿をしばしば見かけた。移動の概念、そして歩くということの概念が、我々とは随分と違うらしい。
また街の住民はほぼ100%黒人なのだが、顔や体型の違う人々、つまり様々な部族の人々が集まり、分隔てなく付き合っているように見えた。ケニア、ルワンダ、コンゴなどの周辺諸国で、部族間差別・対立が大きな政治的・社会的問題であるのに対し、ここタンザニアでは120を越える部族が融和し、平和が保たれている。その理由としては、多数派を形成しうる特定有力部族が存在しなかったという事実も大きいと思われるが、ドライバーのセレマニは、タンザニア初代大統領ニエレレの民族融和政策のお蔭だ、と説明してくれた。

アルーシャを出て3時間ほどで、ンゴロンゴロ保全地域の入り口に至る。ここで小休止。せっかくなので、これからサバンナを疾走する我が四駆車と記念撮影。ちなみにサファリの車は、ほぼ100%トヨタのランドクルーザー(を改造したもの)。セレマニ曰く、他の車ではサスペンションやエンジン系がもたないらしい。
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通行料を払い、ゲートをくぐると、いきなり出ました動物…、というわけにはいかず、車はしばらく山道を走る。ンゴロンゴロは巨大なカルデラ地形で、同地域を通過するだけの車は、外輪山の尾根道を走って、北側に広がるセレンゲティ草原へと抜けてゆく。我々もゲートをくぐってから1時間ほどは、そうした山道を走った。そして草原へと雪崩れ込むように下ってゆくと...、出ました、右手にキリン。
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やはり最初の一頭の感動は大きく、何枚も写真を撮る。が、その後よく見てみると、周りにキリンがうじゃうじゃといる。ああも巨大な動物がたくさんいると、自分が小さくなったような錯覚にすら陥る。その後も、ガゼル、ライオン、チーター、ヌー、シマウマ、ジャッカル、ヘビ、ゾウ、ヒヒ、インパラと、多種多様な動物が次々と姿を現す。
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いずれも、恐らくテレビや動物園で見たことのある動物かそれに類するものばかりで、その姿自体に度肝を抜かれるようなものではないのだが、テレビや動物園の檻といった「フレーム」なしに、360度広がる大自然の中で実際に動く姿を見るのは、やはり迫力や印象の鮮度、感動が違う。なにしろ、このセレンゲティ国立公園では、四国全体より大きいおよそ1.5万km2という大草原(セレンゲティとはマサイの言葉で「果てしなく広がる草原」の意味)に、様々な動物が300万頭以上生息しているらしく、スケールが違う。地平線が見渡せる草原、茂み、アカシアの林など、いかにも映画で見るような「アフリカらしい」景観のそれぞれに、そこに応じた動物を見ることができ、なかなか飽きない。あっという間に宿泊予定のホテルに到着。国立公園の一隅の丘の上にあるSerengeti Sopa Lodgeというホテルで、サバンナを一望しながらプールにも入れるという贅沢なつくり。部屋も広々として、長い車の移動に疲れた娘たちも大喜びである。
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明日は一日、セレンゲティ国立公園内を車で散策する。


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経営コンサルタント
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世の中を素直に見ることが苦手な関西人。
MITスローン校でのMBA、プライベート・エクイティでのインターン、アパレル会社SloanGearの経営、そして米国での生活から、何を感じ、何を学ぶのかー。

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