「 End of 3rd semester ...3/4終了 」
本日を持って、2年生の秋学期が実質的に終わった。学校は来週までやっているが、私自身は今日で期末試験が終わるので、明日以降授業も何もない。昨年の夏から始まったMBAコースも、3/4が終了したことになる。1年生の秋学期が終わったときに比べると、達成感よりも寂しさの方が強い。
恒例なので、簡単ながら、今学期に履修した科目について振り返っておきたい。
<オペレーション系>
Operations Strategy
担当教官:Charles Fine
ビジネススクールなんかどこも似たようなもの、という諸氏もいらっしゃるが、授業のやり方や得意分野などでやはり大なり小なり違いはあって、例えばスローンは分野でいうとファイナンス、アントレ(起業)、そしてオペレーションなどが強いといわれている。中でもオペレーションは、実際にこちらに来てみてから、充実していると感じた。研究者の知名度やその功績においてはファイナンスの方が上かもしれないが、実践的な教育においてはオペレーションの方が力が入っているかもしれない。Center for Transportation & Logisticsという専門の研究部門がスローンに隣接していたり、定量的研究でMITのエンジニアリング系および数学系の学部と連携があったり、産業界(特に製造業)とのネットワークがMIT全体で共有されていたりするあたりが、他校にはない強みだろう。
というわけで、2年生になり選択科目の自由度が増したこともあって、今学期はオペレーションの授業に一番時間を割くことにした。ただ、一番時間を割く、といっても、せいぜい6-7科目程度しか同時には履修できないので、およそ半分にあたる3科目をこの分野に宛てた。
その一つ目がこれ。どこのビジネススクールにも共通していえることがどうかはわからないが、科目名に「Strategy」と着くと、授業の内容はケース・スタディ主体の定性的な議論になる。この科目もその例に漏れず、様々な業界のオペレーション上の課題を扱ったケースを毎回取り上げて、皆で議論する、という形式。画期的な目新しさがあるわけではないが、教授による学生の議論の裁き方も手馴れているし、いくつかの理論的な主張やフレームワークも紹介されて、それなりに面白かった。例えば、事業戦略とオペレーション戦略を分け、後者を前者の下位概念として捉えてその一貫性と妥当性を評価するという視点は、基本的だが忘れられがちなポイントだろう。こうしたポイントを実例を踏まえて確認していけたことは、良かったと思う。
Logistics System
担当教官:Chris Caplice/ Yossi Sheffi
今学期に履修した中で最も難しかった科目。
履修した7科目の中で最も時間をとられたが、成績も恐らく最も悪いのではないかと思う。
内容は、とにかく定量的、分析的。
需要予測、在庫管理、物流管理の3本が柱で、前学期に履修したIntro to Operations Managementで学んだ定量的手法をより発展させて、より幅広い課題について「答え」を導き出す力を養う。
そもそもEngineering System Divisionの授業であることも影響してか、授業形式は100%講義。ケースはなし。教授がひたすらしゃべり、新しい数式・分析手法を毎回紹介してゆく。高校の数学の授業のようである。朝イチから早口の英語で記号だらけの数式を解説していくので、ちょっと理解が遅れると、脳が機能停止して眠くなってしまう。しかも教授が早口なだけでなく、履修している学生の過半数は数学の超得意なインド系の学生で、質問にポンポン答えてしまうため、展開が非常に早い。文系日本人学生には、本当に大変。
ただ、勉強にはなる。これほど実践的かつ分析的な授業はあまりないかもしれない。過去のコンサルティングプロジェクトを振り返っても、使えたな、と思えるようなツールが少なからずある。完全に忘れてしまわないうちに、早く使ってみたいものである。
授業で学んだ内容のより詳しい中身は、手作り要約シートをご参照。
Proseminar for Manufacturing
担当教官:Donald Rosenberg
週替りで訪れるゲストスピーカーの講演を週一回聞くだけ、というシンプルな授業。
課題も試験も何もない。
そのかわり、単位は2単位だけ。
もともとはLFM1年生の必修科目で、彼らの長いインターン先を考える上での判断材料とネットワークを与えることが主目的の講座であるが、LFM以外にも解放されている。
前掲のOperations StrategyやLogistics Systemで学んだ考え方や分析手法が実践で使われている様子を知ることができるし、何より米国有名企業(例えばAmazon, Apple, GM, Boeingなど)の幹部の生の声を聞くことができるので、週一回1時間半を使うには十分値するコースだと思う。
<マーケティング系>
Listening to the Consumer
担当教官:Drazen Prelec
マーケティングは、半期のコースを二つ(前期・後期一つずつ)履修した。とはいえ、従来一つだったコースを二つに分けただけだそうなので、実質的には一つか。
ともすれば、ふわっとした主観的な議論になりがちなマーケティングという分野に、MITらしく分析的手法を持ち込んだとして、毎年評判の高い講座であり、前学期から履修したいと思っていた。
コース内容は至ってシンプル。半期ごとに、コアとなる分析手法が紹介されて、段階をおって学びながら、実際に自らそれらの手法を使ってチームプロジェクトを完成させる、というもの。
二つの半期コースの違いもシンプル。前半は定性的分析手法、後半は定量的分析手法を扱う。
このうち定性的分析手法を扱う秋学期前半のこのコースは、顧客インタビューの科学的実践方法を学ぶ。数字をまったく使わず、しかしながらインタビュワーの主観を極力排除した、つまり誰がやっても行き着く「答え」を顧客から引き出すためのインタビュー手法がある、というので楽しみにしていた。
が、やってみるとなかなか難しい。本当にこれで企業経営上意味のある答えを引き出すことができるのか、疑問が残った。
また、教授の話が面白くない。内容は良いことを言っているのだが、話術がダメなのか、ともかく退屈で、眠くなる。男前だし良い人なのだが、残念。実際、最初は立ち見が出るほどいた学生の多くが、これが理由で去っていった。
今期履修した中では、比較的期待はずれに終わった科目かもしれない。
Strategic Market Measurement
担当教官:Drazen Prelec
そしてこの日の夜には、Kendall駅前のパブを貸切にして、Sloan Talent Showが開催された。
このショー、昨年はMITのホールで開催されたのだが、「酒が飲めない!」という不満が観客からあったとかで、今年はパブに場所が移された。
特設のステージが設けられているとはいえ、場末感は拭いきれず、また皆がやがやしてよく聞こえない・見えないので、折角のパフォーマンスをしてくれる出演者に失礼なような気がしたが、結局は主催者側がどっち(出演者か観客か)の意向を優先するかという判断なので、仕方ない。
昨年出演した日本人同級生は今年も活躍。その才能にまた感心させられる。
以下にいくつか、会場で撮影したビデオを載せておきたい。
皆さん、お疲れ様でした。
恒例なので、簡単ながら、今学期に履修した科目について振り返っておきたい。
<オペレーション系>
Operations Strategy
担当教官:Charles Fine
ビジネススクールなんかどこも似たようなもの、という諸氏もいらっしゃるが、授業のやり方や得意分野などでやはり大なり小なり違いはあって、例えばスローンは分野でいうとファイナンス、アントレ(起業)、そしてオペレーションなどが強いといわれている。中でもオペレーションは、実際にこちらに来てみてから、充実していると感じた。研究者の知名度やその功績においてはファイナンスの方が上かもしれないが、実践的な教育においてはオペレーションの方が力が入っているかもしれない。Center for Transportation & Logisticsという専門の研究部門がスローンに隣接していたり、定量的研究でMITのエンジニアリング系および数学系の学部と連携があったり、産業界(特に製造業)とのネットワークがMIT全体で共有されていたりするあたりが、他校にはない強みだろう。
というわけで、2年生になり選択科目の自由度が増したこともあって、今学期はオペレーションの授業に一番時間を割くことにした。ただ、一番時間を割く、といっても、せいぜい6-7科目程度しか同時には履修できないので、およそ半分にあたる3科目をこの分野に宛てた。
その一つ目がこれ。どこのビジネススクールにも共通していえることがどうかはわからないが、科目名に「Strategy」と着くと、授業の内容はケース・スタディ主体の定性的な議論になる。この科目もその例に漏れず、様々な業界のオペレーション上の課題を扱ったケースを毎回取り上げて、皆で議論する、という形式。画期的な目新しさがあるわけではないが、教授による学生の議論の裁き方も手馴れているし、いくつかの理論的な主張やフレームワークも紹介されて、それなりに面白かった。例えば、事業戦略とオペレーション戦略を分け、後者を前者の下位概念として捉えてその一貫性と妥当性を評価するという視点は、基本的だが忘れられがちなポイントだろう。こうしたポイントを実例を踏まえて確認していけたことは、良かったと思う。
Logistics System
担当教官:Chris Caplice/ Yossi Sheffi
今学期に履修した中で最も難しかった科目。
履修した7科目の中で最も時間をとられたが、成績も恐らく最も悪いのではないかと思う。
内容は、とにかく定量的、分析的。
需要予測、在庫管理、物流管理の3本が柱で、前学期に履修したIntro to Operations Managementで学んだ定量的手法をより発展させて、より幅広い課題について「答え」を導き出す力を養う。
そもそもEngineering System Divisionの授業であることも影響してか、授業形式は100%講義。ケースはなし。教授がひたすらしゃべり、新しい数式・分析手法を毎回紹介してゆく。高校の数学の授業のようである。朝イチから早口の英語で記号だらけの数式を解説していくので、ちょっと理解が遅れると、脳が機能停止して眠くなってしまう。しかも教授が早口なだけでなく、履修している学生の過半数は数学の超得意なインド系の学生で、質問にポンポン答えてしまうため、展開が非常に早い。文系日本人学生には、本当に大変。
ただ、勉強にはなる。これほど実践的かつ分析的な授業はあまりないかもしれない。過去のコンサルティングプロジェクトを振り返っても、使えたな、と思えるようなツールが少なからずある。完全に忘れてしまわないうちに、早く使ってみたいものである。
授業で学んだ内容のより詳しい中身は、手作り要約シートをご参照。
Proseminar for Manufacturing
担当教官:Donald Rosenberg
週替りで訪れるゲストスピーカーの講演を週一回聞くだけ、というシンプルな授業。
課題も試験も何もない。
そのかわり、単位は2単位だけ。
もともとはLFM1年生の必修科目で、彼らの長いインターン先を考える上での判断材料とネットワークを与えることが主目的の講座であるが、LFM以外にも解放されている。
前掲のOperations StrategyやLogistics Systemで学んだ考え方や分析手法が実践で使われている様子を知ることができるし、何より米国有名企業(例えばAmazon, Apple, GM, Boeingなど)の幹部の生の声を聞くことができるので、週一回1時間半を使うには十分値するコースだと思う。
<マーケティング系>
Listening to the Consumer
担当教官:Drazen Prelec
マーケティングは、半期のコースを二つ(前期・後期一つずつ)履修した。とはいえ、従来一つだったコースを二つに分けただけだそうなので、実質的には一つか。
ともすれば、ふわっとした主観的な議論になりがちなマーケティングという分野に、MITらしく分析的手法を持ち込んだとして、毎年評判の高い講座であり、前学期から履修したいと思っていた。
コース内容は至ってシンプル。半期ごとに、コアとなる分析手法が紹介されて、段階をおって学びながら、実際に自らそれらの手法を使ってチームプロジェクトを完成させる、というもの。
二つの半期コースの違いもシンプル。前半は定性的分析手法、後半は定量的分析手法を扱う。
このうち定性的分析手法を扱う秋学期前半のこのコースは、顧客インタビューの科学的実践方法を学ぶ。数字をまったく使わず、しかしながらインタビュワーの主観を極力排除した、つまり誰がやっても行き着く「答え」を顧客から引き出すためのインタビュー手法がある、というので楽しみにしていた。
が、やってみるとなかなか難しい。本当にこれで企業経営上意味のある答えを引き出すことができるのか、疑問が残った。
また、教授の話が面白くない。内容は良いことを言っているのだが、話術がダメなのか、ともかく退屈で、眠くなる。男前だし良い人なのだが、残念。実際、最初は立ち見が出るほどいた学生の多くが、これが理由で去っていった。
今期履修した中では、比較的期待はずれに終わった科目かもしれない。
Strategic Market Measurement
担当教官:Drazen Prelec
上記科目の定量分析バージョン。
コンジョイント分析、クラスター分析などの分析手法や、アンケート質問票作成時のコツなどを学ぶ。
中心となるのは、上記科目と同様、チームプロジェクト。やはり実際に手を動かしてみるのが一番学習効果が高い。これまで聞いたことがあってもやったことのなかった分析手法を複数学び、使ってみることができたのは、今後に生きるだろう。
内容的には、前期の定性分析バージョンよりも随分面白かった。教授の退屈さは相変わらずであったが、こちらは履修してよかったと思う。
<ファイナンス系>
Advanced Corporate Finance
担当教官:Kevin Rock
前学期に履修したFinance IIで担当教官のAsquithが強く推薦したので履修。教授はシカゴ大学のビジネススクールから今学期だけ教えに来ているRock。
講義の内容は、前学期に履修したFinance IIの実践版というところ。理論的に目新しいものが多くみられるわけではないが、株式公開から資本計画、プロジェクトファイナンス、負債管理・証券化、財務リストラ、破産、という一連の流れに沿って、企業金融のテクニックを解説してゆく。一応、ほぼ毎回ケース教材を用いて授業が行われるのだが、さすがシカゴ流*、95%教授がしゃべっていた。学生も一応発言の場が与えられ、有意義な発言をした学生にはポイントが与えられるのだが、特定の気に入った学生ばかりあてる傾向があり、それ以外の学生はコールドコールされる「リスク」もほぼないので、受講していた学生の7割程度は、学期を通じて授業中に一言も発しなかったのではないかと思う。幸い、Rock教授はEntertainerで、ブラックジョークを交えながら面白おかしく語ってくれるので、退屈はしないのだが、なんというか、テレビを見ているのような受身の授業になってしまい、面白い話をきいたなあ、という気にはなるものの、果たしてどれだけ勉強になったのかはよくわからない。ともかく、ノートは一生懸命とったので、大事に整理してとっておこう。
* ビジネススクールの特徴を比較したジョークでこういうのがある「多くのビジネススクールでは、教授が教室に入ってきて『おはよう』というと、半分くらいの学生が『おはようございます』と返す。ハーバードでは、全員が笑顔で『おはようございます、○○教授!』と返す。シカゴでは学生がノートに『おはよう』と書く」 それくらい、シカゴでは教授がしゃべって学生は必死にノートをとる、ということか
<その他>
Press Relations for Management
担当教官:Phil Primack
他の科目と大きく毛色が変わるのだが、広報戦略について考える講座。ニュースの売り込み(いかにしてメディアに取り上げてもらうか)、メディアとの付き合い方、情報開示の仕方、トラブル発生時のメディア対応、などを、ロールプレイングを交えながら、ゼミ形式で議論してゆく。Sloan Fellowsの方々も多く履修されているので、実例が踏まえられていて議論がなかなか面白かった。
担当教官は、スローンおよびMITの広報戦略を支援している、Boston Globe紙の元記者。経験に基づいて教えているので、必ずしも理論的かどうかはわからないが、熱意を持って教えてくれるのは確かで、提出した課題にも一つ一つ筆を入れてきちんと返してくれる。
残念ながら議論はすべて米国での事情をベースにしているので、状況を日本に置き換えたときに必ずしも納得できない部分もあったが、いくつか行動指針となるような示唆を与えてもらったことは、非常に良かったと思う。
コンジョイント分析、クラスター分析などの分析手法や、アンケート質問票作成時のコツなどを学ぶ。
中心となるのは、上記科目と同様、チームプロジェクト。やはり実際に手を動かしてみるのが一番学習効果が高い。これまで聞いたことがあってもやったことのなかった分析手法を複数学び、使ってみることができたのは、今後に生きるだろう。
内容的には、前期の定性分析バージョンよりも随分面白かった。教授の退屈さは相変わらずであったが、こちらは履修してよかったと思う。
<ファイナンス系>
Advanced Corporate Finance
担当教官:Kevin Rock
前学期に履修したFinance IIで担当教官のAsquithが強く推薦したので履修。教授はシカゴ大学のビジネススクールから今学期だけ教えに来ているRock。
講義の内容は、前学期に履修したFinance IIの実践版というところ。理論的に目新しいものが多くみられるわけではないが、株式公開から資本計画、プロジェクトファイナンス、負債管理・証券化、財務リストラ、破産、という一連の流れに沿って、企業金融のテクニックを解説してゆく。一応、ほぼ毎回ケース教材を用いて授業が行われるのだが、さすがシカゴ流*、95%教授がしゃべっていた。学生も一応発言の場が与えられ、有意義な発言をした学生にはポイントが与えられるのだが、特定の気に入った学生ばかりあてる傾向があり、それ以外の学生はコールドコールされる「リスク」もほぼないので、受講していた学生の7割程度は、学期を通じて授業中に一言も発しなかったのではないかと思う。幸い、Rock教授はEntertainerで、ブラックジョークを交えながら面白おかしく語ってくれるので、退屈はしないのだが、なんというか、テレビを見ているのような受身の授業になってしまい、面白い話をきいたなあ、という気にはなるものの、果たしてどれだけ勉強になったのかはよくわからない。ともかく、ノートは一生懸命とったので、大事に整理してとっておこう。
* ビジネススクールの特徴を比較したジョークでこういうのがある「多くのビジネススクールでは、教授が教室に入ってきて『おはよう』というと、半分くらいの学生が『おはようございます』と返す。ハーバードでは、全員が笑顔で『おはようございます、○○教授!』と返す。シカゴでは学生がノートに『おはよう』と書く」 それくらい、シカゴでは教授がしゃべって学生は必死にノートをとる、ということか
<その他>
Press Relations for Management
担当教官:Phil Primack
他の科目と大きく毛色が変わるのだが、広報戦略について考える講座。ニュースの売り込み(いかにしてメディアに取り上げてもらうか)、メディアとの付き合い方、情報開示の仕方、トラブル発生時のメディア対応、などを、ロールプレイングを交えながら、ゼミ形式で議論してゆく。Sloan Fellowsの方々も多く履修されているので、実例が踏まえられていて議論がなかなか面白かった。
担当教官は、スローンおよびMITの広報戦略を支援している、Boston Globe紙の元記者。経験に基づいて教えているので、必ずしも理論的かどうかはわからないが、熱意を持って教えてくれるのは確かで、提出した課題にも一つ一つ筆を入れてきちんと返してくれる。
残念ながら議論はすべて米国での事情をベースにしているので、状況を日本に置き換えたときに必ずしも納得できない部分もあったが、いくつか行動指針となるような示唆を与えてもらったことは、非常に良かったと思う。
そしてこの日の夜には、Kendall駅前のパブを貸切にして、Sloan Talent Showが開催された。
このショー、昨年はMITのホールで開催されたのだが、「酒が飲めない!」という不満が観客からあったとかで、今年はパブに場所が移された。
特設のステージが設けられているとはいえ、場末感は拭いきれず、また皆がやがやしてよく聞こえない・見えないので、折角のパフォーマンスをしてくれる出演者に失礼なような気がしたが、結局は主催者側がどっち(出演者か観客か)の意向を優先するかという判断なので、仕方ない。
昨年出演した日本人同級生は今年も活躍。その才能にまた感心させられる。
以下にいくつか、会場で撮影したビデオを載せておきたい。
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職業:
経営コンサルタント
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世の中を素直に見ることが苦手な関西人。
MITスローン校でのMBA、プライベート・エクイティでのインターン、アパレル会社SloanGearの経営、そして米国での生活から、何を感じ、何を学ぶのかー。
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