「 Day 1 ...期待と違和感と 」
家族で米国ボストンに到着。
午後3時ごろ、ほぼ定刻どおりにボストンのローガン空港に到着した。長旅で、妻も1歳半の娘も疲れていないはずはないが、それでも思ったより元気でほっとする。何度か仕事で来たことのある空港だが、そこに家族、特に幼い娘と一緒にいるのには、なんとも言えない違和感を覚えた。
荷物を受け取り、タクシーで移動。特にトラブルはない。旅の疲れと準備の必要性から、初日だけはホテルをとっていた。ホテルはちょうどアパートから1ブロック西。車は海底トンネルを抜け、Charles Riverを渡り、Kendall SqからMemorial Driveに入る。街路樹に飾られた道の右手にはMITのキャンパス、左手にはCharles River。これからの2年間で数え切れないほどみるであろうこの光景には、やはり期待を高まらせずにはいられない。
ホテルにチェックインし、シャワーを済ませ、家族が休む間に一人でアパートの確認に出かけた。管理人(と言っても学生だが)から鍵を受け取り、部屋に行ってみる。Westgateと呼ばれるMIT附属の大学院生用アパートは、20階近くある高層棟と3階建ての低層棟から成り、自分が借りた家族用の2ベッドルームタイプは低層棟になる。階段で3階にあがり、自分の部屋のドアを開けてみる。当たり前だが何一つ家具のない部屋は、リノリウムの床とペンキで塗りたくられたコンクリートの壁が、ひんやりとした空気を作っていた。内庭に面して端から端まで窓ガラスをはめられたLDKからは、青々と茂った真夏のボストンの広葉樹が一面に広がる。ここにどういう部屋が形作られ、どういう生活が送られるのか、まだ想像がつかなかった。
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経営コンサルタント
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世の中を素直に見ることが苦手な関西人。
MITスローン校でのMBA、プライベート・エクイティでのインターン、アパレル会社SloanGearの経営、そして米国での生活から、何を感じ、何を学ぶのかー。
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