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「 Day 1 of the 2nd year ...二周目の始まり 」
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 ビジネススクールの2年目が始まった。
祝日である9月1日"Labor Day"の翌日、つまり9月2日は、全学生が履修登録のために登校する。
昨年とまったく同じプロセスである。
但し当然ながら、そこに臨む気持ちは大きく異なる。

昨年は、何もかもが初めてで、そこから何が始まるのか、まだ想像がついていなかった。同様に登録に訪れている学生たちも、これに先立つオリエンテーション等で一部顔を合わせてはいるものの、大半が知らない顔ばかりであり、そそくさと登録だけ済ませて帰ったような記憶がある。
しかし今年は、知った顔が多い。しかも3ヶ月ほどの長い夏季休暇を経て、その間に多くの学生が世界各地でインターンをして戻ってきている。自然とあちこちで立ち話の輪ができ、自分も5歩動くと友人に捉まる・出会う、という具合。時節柄、投資銀行でインターンをした人間は極端に少なかったが、それでもGoogleやAmazon.com、インテルなどのハイテクメーカー、世界的製薬メーカー、あるいは国連のプロジェクトなど、多種多様な分野の世界超一流の場所で皆活躍していて、そうしたビジネススクールの一員であることに誇りを感じさせられる。
一方で、これから起きることについての不安や興奮は、昨年に比べると限りなく小さい。もちろん履修する科目は昨年と全く異なるが、「ビジネススクールの授業とはどういうものか」というのは見えているし、忙しさの波動や、その平均値も、だいたい予想がつく。よくビジネススクールの2年目は楽だといわれるが、それは実際の勉強の負荷の差というよりも、こうした気持ちの問題が大きく影響しているような気がする。

そして、目下の関心事の違いもある。昨年の今頃の大きな関心事は、ビジネススクールでの授業・学業そのものに関することと、次女の出産くらいであった。それが今年は、卒業後の進路、長女のプレスクール入学が関心の中心で、それ以外にもSloanGearの経営やゴルフの習熟にも関心が高く、授業への気持ちはそうした中に埋没しがちである。最初の二つの大関心事は一時的な話題なので、これらが一段落し、学校中心の生活に戻ってくると、また気持ちのギアが入るのだろうか…。どうも緊張感がなくてイカン、と思う。

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Shintaro
性別:
男性
職業:
経営コンサルタント
趣味:
旅行、ジャズ鑑賞
自己紹介:
世の中を素直に見ることが苦手な関西人。
MITスローン校でのMBA、プライベート・エクイティでのインターン、アパレル会社SloanGearの経営、そして米国での生活から、何を感じ、何を学ぶのかー。

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