IAP(Individual Activity Period)を含む長い冬休みが終わり、今日から2008年の春学期が始まる。
スローンの1年生にとっては、授業選択の自由がほとんどないコア学期が終わり、いよいよ自分で自分の勉強内容を設計できる、「ビジネススクールらしい」期間が始まる。もちろん、大学のときも履修科目の選択の自由は提供されていたが、正直って自分の場合、自分の将来のキャリアに資するかどうか、実学と理論のバランスはどうか、など、積極的な要素を真剣に考慮して選択していたとは、とても言い切れない。今考えると、とてももったいないことをしていたと、痛く反省する。
春学期の開始、といっても授業は明日からで、今日はその選択科目の履修登録(実際はウェブ上で随分前に済ましているが、最終的な書類上の手続き)を行うためと、教材(なんと授業開始の前日まで売り出さない)を買うために、皆登校してくる。
11時半頃に校舎を訪れると、建物の内外に見知った顔がゴロゴロといる。サマーインターンに向けた面接の進捗、冬休み中の旅行の話、選択した科目の話、などで、次から次へと現れる級友と話していると、あっという間に20-30分は経ってしまう。自分が学生であることを再確認させられる。
履修登録、昼食の後、教材を買う。Course Packと呼ばれる教材は、授業で使うパワーポイントスライドや論文が綴じられた、A4版で厚み2cm前後の冊子である。一冊60~90ドル程度。当面必要な5冊は、暑さ10cmほどの紙の塊である。しめて380ドル也。全部頭に入れば安いのかもしれないが、またこれが定期試験前には、各教科裏表1枚の紙にまとめられてしまうのかと思うと、微妙な値段である。
明日から、また生活のリズムが変わる(というか、変えないと…)。
気合入れて、力抜いて、ぼちぼちいきましょう。
MITスローン校でのMBA、プライベート・エクイティでのインターン、アパレル会社SloanGearの経営、そして米国での生活から、何を感じ、何を学ぶのかー。
ご意見、ご感想は↓まで
sloangear★gmail.com
★をアットマークに書き換えてください