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「 Latin America trip 9 Santiago ...スローン生とまわるチリの首都 」
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イースター島からの飛行機が大幅に遅れた影響で、昨夜ホテルに着いたのは既に午前1時を過ぎていた。そんなこともあり、この日は遅めに起床。10時頃に宿を出て、地下鉄で新市街Providenciaのメインストリートへ。首都のメインストリートだけに、洒落たレストランやカフェ、大企業のオフィスビルなどが目につくが、それほど高いビルはなく、建物同士の密度にも余裕があり、また人影が少なくひっそりとしている。もう10時、まだ仕事が始まっていないとうこともないと思うが…。

メインストリートの散策は、そんなわけで10分ほどでおしまい。Steveが給電用のコンセント・アダプター(米国とチリでは電圧が異なる)を失くしたというので、チリ人スローン生のAlejandroにきいたショッピング・モールに探しに行く。タクシーで訪れたモールは、米国風の巨大なもの。”Easy”という生活用品全般を扱う大型店でアダプターを探していると…、Alejandroを発見!万一我々がアダプターを見つけられなかった場合を考えて、自らも買いに来てくれたらしい。それにしても人口600万人の大都市で、よくも偶然に会えたものである。

その後は彼を含めた3人で行動。まずは旧市街の魚市場を訪れ、そこで昼食にする。市場はかつての鉄道駅舎の遺構が活用されていて、独特の雰囲気。
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アナゴのフライ、フジツボの蒸し焼き、カニのグラタン風、ホタテの蒸し焼きなど、いずれも新鮮で、味付けもなかなか良い。特にアナゴは、日本のものに比べるとかなり大ぶりで淡白だが、身がコロっとして旨かった。真昼間からチリ産ワインで気持ちよく酔う。アナゴと並んで有名なチリのウニが、シーズンオフで食べられなかったのが唯一の心残り。
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市場を後にして、しばらく旧市街を散策。Armas広場を中心に教会などの歴史的建造物が並ぶ、というパターンはリマ、クスコと同じで、サンティアゴの人には申し訳ないが、ちょっと新鮮味に欠ける。ただそれ以外の街並みは想像以上に近代的で、発展している。ペルーの首都リマとは比べるまでもなく、東欧などと比べてもこちらの方が発展しているだろう。ここだけみると、先進国である。
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街角では、ワゴンで黄色い飲み物が売られているのを良く見かける。加糖した麦茶のような冷たい液体に桃の実を加えた飲み物で、ちょっと甘いが独特の風味があって、疲れがとれる。
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王宮跡や丘の上の要塞跡などを見物し、ビールを買ってAlejandroの実家へ。G-Labと呼ばれるスローンのコンサルティング・プロジェクトでサンティアゴに滞在しているスローン生を含めて、彼がディナーに招待してくれていたからである。彼の実家は大統領邸にも近い上品な住宅地にあるアパート。リビング、ダイニング、サンルーム、キッチンと、ベッドルームが3つ以上あっただろうか、ゆったりとした間取りで居心地が良い。迎えてくれたご両親、弟、妹も、皆明るく爽やかで素晴らしい人々。皆が会話に困らない程度に英語ができるのもスゴい。夜中まで、実に楽しい時間を過ごさせていただいた。


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Shintaro
性別:
男性
職業:
経営コンサルタント
趣味:
旅行、ジャズ鑑賞
自己紹介:
世の中を素直に見ることが苦手な関西人。
MITスローン校でのMBA、プライベート・エクイティでのインターン、アパレル会社SloanGearの経営、そして米国での生活から、何を感じ、何を学ぶのかー。

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