「 Family pot-luck ...娘のもう一つの顔 」
長女が通っているPreschool(保育園)で、Family Pot-Luck(保護者提供の持ち寄りパーティー)が開催された。夕方4時半頃に各保護者が食事を持ち寄って子供と一緒に皆で食べる、というイベントである。Pot-Luckというのは米国ではよくやるパーティーの形式であるが、先日のお誕生日会の準備でも頭を悩ませたように、文化や慣習・宗教の違いがあるので、万人ウケする持ち寄りメニューというのは非常に難しい。またそれぞれが勝手に持ってくるので、料理がかぶったり、デザートばかりになったり、バランスが悪くなることも多い。そのあたりを気にしない大らかな(いい加減な)国民でないと成立しないシステムなのかもしれない。ただこのPreschoolはそのあたり結構しっかりしているので、持ち寄りの内容は事前のサインアップシートがあって保護者がお互いに確認できるようになっている。我々は、これまた先日のお誕生日会で出して好評だった稲荷寿司とスモークサーモンの手鞠寿司を持っていったが、今回もなかなか好評であった。その他のメニューは、韓国人ファミリー持参の肉まんと餃子、ラテン系のファミリー持参のペンネ、米国人?ファミリー持参のマカロニチーズ(=超定番お子様メニュー)、フランス人家族持参のサラダなどがあり、デザート、飲み物もあって、なかなかのモノだった。我が娘は他の子供たちが跳んだり走ったりするなか、ひたすら食べていた。
パーティー、といっても進行はいい加減で、頃合を見計らって保育士の先生たちがホールに食べ物と飲み物をならべ、それを来た人から皿に取って気の向くままに食べ、勝手に帰ってゆく。他の保護者や保育士と話す人もいれば、ほとんど会話もなく去っていく人もいる。もちろん、持ち寄りに参加しない人もいる。ただお互いに不必要に干渉したり批判したりすることもないので、これはこれで気楽である。私自身は、普段あまり話す機会のない他の保護者や保育士と多少触れ合うことができて、よかったと思う。一緒に連れて行った次女も、「お姉ちゃん」たちに遊んでもらって、大はしゃぎだった。
しかし何より行って良かったと思ったのは、Preschoolで過ごす娘の普段の姿を垣間見ることができたこと。なにせ、朝送っていくときには、今でも毎日別れ際に泣いてしまうので、保護者懇談で先生から「泣くのは最初の2-3分だけで、その後はずっと良い子ですよ」と言われていても、この子は本当にちゃんと適応できているのだろうか、と多かれ少なかれ不安に思っていた。この日も、訪れた我々の姿を見つけたら、真っ先に走り寄ってくるだろう、と想像していた。ところが、いざ行ってみると、親の心配をよそに、娘はすっかり馴染んでいた。パーティーの開始が遅れ、我々は結果的にかなり早く着いてしまったのだが、そのとき子供たちは集まって、絵本を読み聞かせてもらっていた。我が娘はその輪の中心にいて、我々の姿を見つけても笑顔で手を振るばかりで、一向にこちらに来ようとしない。他の子供の方が、親に走り寄ったりはしゃいだりしている中で、である。しかも普段から仲の良い友達とじゃれあったり、何やらヒソヒソ話をしたり(当然英語)、手を繋いで走り回ったりしているではないか。
娘よ、あなたちゃんと自分の居場所を見つけてるのね、と感動してしまった(⇒子供のこととなるとすぐ感動する親ばか)。
まあ同時に、「じゃあ朝泣くなよ!」とも思うわけだが・・・。
パーティー、といっても進行はいい加減で、頃合を見計らって保育士の先生たちがホールに食べ物と飲み物をならべ、それを来た人から皿に取って気の向くままに食べ、勝手に帰ってゆく。他の保護者や保育士と話す人もいれば、ほとんど会話もなく去っていく人もいる。もちろん、持ち寄りに参加しない人もいる。ただお互いに不必要に干渉したり批判したりすることもないので、これはこれで気楽である。私自身は、普段あまり話す機会のない他の保護者や保育士と多少触れ合うことができて、よかったと思う。一緒に連れて行った次女も、「お姉ちゃん」たちに遊んでもらって、大はしゃぎだった。
しかし何より行って良かったと思ったのは、Preschoolで過ごす娘の普段の姿を垣間見ることができたこと。なにせ、朝送っていくときには、今でも毎日別れ際に泣いてしまうので、保護者懇談で先生から「泣くのは最初の2-3分だけで、その後はずっと良い子ですよ」と言われていても、この子は本当にちゃんと適応できているのだろうか、と多かれ少なかれ不安に思っていた。この日も、訪れた我々の姿を見つけたら、真っ先に走り寄ってくるだろう、と想像していた。ところが、いざ行ってみると、親の心配をよそに、娘はすっかり馴染んでいた。パーティーの開始が遅れ、我々は結果的にかなり早く着いてしまったのだが、そのとき子供たちは集まって、絵本を読み聞かせてもらっていた。我が娘はその輪の中心にいて、我々の姿を見つけても笑顔で手を振るばかりで、一向にこちらに来ようとしない。他の子供の方が、親に走り寄ったりはしゃいだりしている中で、である。しかも普段から仲の良い友達とじゃれあったり、何やらヒソヒソ話をしたり(当然英語)、手を繋いで走り回ったりしているではないか。
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経営コンサルタント
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世の中を素直に見ることが苦手な関西人。
MITスローン校でのMBA、プライベート・エクイティでのインターン、アパレル会社SloanGearの経営、そして米国での生活から、何を感じ、何を学ぶのかー。
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