「 The last day in the preschool …一足先に 」
5月の最終金曜日の今日は、長女が当地のPreschoolに通う最後の日である。
昨年の9月に通い始めて以来9ヶ月、というと短いような気もするが、本人にとっては初めての集団生活、しかも日本人は一人もいない完全英語の環境で、大変だったことだろう。文字通り全く英語がわからないところからスタートして、外国人だからと言って特に英語を教えてもらうわけでもないのに、9ヶ月ですっかり友達や先生と英語のコミュニケーションが取れるようになったあたり、子供の可能性というのは凄いなあ、と感心させられる。
ところで最終日といっても、学校は何か特別なことをやってくれるわけではない。日本人的な感覚からいうと、お別れ会をやってくれたり、せめて皆の前で先生から一言アナウンスがあったりしても良さそうなものだが、米国(少なくともCambridge)ではそういったものは一切ない(勿論、先生と児童との雑談の中で「○○ちゃんは金曜日でサヨナラするのよ」みたいな話はあるが)。そのかわり、保護者がPreschoolに来て、お別れ会的なものを自ら演出しなければならない。先達の経験などを参考に、我々も予め先生や子供たちへのメッセージカードを用意し、今日はドーナツを買って、ランチタイムの後にPreschoolを訪れた。
我々との手短な「打ち合わせ」の後、園長先生(と今更漢字で書くと違和感があるが)が皆にちょっとしたセレモニーがあることを告げる。
長女がドーナツの入った箱を持って子供たちの間をまわり、ドーナツを配る。子供たちは長女が去ることよりも、ドーナツに必死。
ドーナツを配り終えると、用意したメッセージカードを長女から一枚ずつ4人の先生に渡す。もっともその頃には走り回る子供を取り押さえようと、先生たちはバタバタ。
そして全員で記念写真を撮って、はい、おしまい。
先生や子供はお昼寝の準備にぱっと散ってしまい、長女自身も「早く帰ろ」とさばさばした様子。
あっさりしているというか、あっけないというか。
それでも、こちらは親なので、ドーナツを配ったりカードを渡したりする娘の姿を見ていると、涙腺が緩みそうになる。
将来この経験が、家族にとって先々どういう影響を及ぼすのか、はっきりとは分からないが、少なくとも長女にとって意味のある財産になることを願ってやまない。
昨年の9月に通い始めて以来9ヶ月、というと短いような気もするが、本人にとっては初めての集団生活、しかも日本人は一人もいない完全英語の環境で、大変だったことだろう。文字通り全く英語がわからないところからスタートして、外国人だからと言って特に英語を教えてもらうわけでもないのに、9ヶ月ですっかり友達や先生と英語のコミュニケーションが取れるようになったあたり、子供の可能性というのは凄いなあ、と感心させられる。
ところで最終日といっても、学校は何か特別なことをやってくれるわけではない。日本人的な感覚からいうと、お別れ会をやってくれたり、せめて皆の前で先生から一言アナウンスがあったりしても良さそうなものだが、米国(少なくともCambridge)ではそういったものは一切ない(勿論、先生と児童との雑談の中で「○○ちゃんは金曜日でサヨナラするのよ」みたいな話はあるが)。そのかわり、保護者がPreschoolに来て、お別れ会的なものを自ら演出しなければならない。先達の経験などを参考に、我々も予め先生や子供たちへのメッセージカードを用意し、今日はドーナツを買って、ランチタイムの後にPreschoolを訪れた。
我々との手短な「打ち合わせ」の後、園長先生(と今更漢字で書くと違和感があるが)が皆にちょっとしたセレモニーがあることを告げる。
長女がドーナツの入った箱を持って子供たちの間をまわり、ドーナツを配る。子供たちは長女が去ることよりも、ドーナツに必死。
ドーナツを配り終えると、用意したメッセージカードを長女から一枚ずつ4人の先生に渡す。もっともその頃には走り回る子供を取り押さえようと、先生たちはバタバタ。
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性別:
男性
職業:
経営コンサルタント
趣味:
旅行、ジャズ鑑賞
自己紹介:
世の中を素直に見ることが苦手な関西人。
MITスローン校でのMBA、プライベート・エクイティでのインターン、アパレル会社SloanGearの経営、そして米国での生活から、何を感じ、何を学ぶのかー。
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